桜ひらひら舞う夜に
君を抱いたままで
時間を止めたい
いつまでも
闇闇闇
何も見えない
君の手しだいで
砕けそうな世界
君の命が春を待てずに
秒読みを始めて
僕が描いた夢や未来は消えた
泡沫のように
桜ひらひら舞う夜に
君を抱いたままで
時間を止めたい
声を無くすほどに白く
美しいこの景色に 景色
君だけ足りない
追憶に誘われ
時が意味をなくし
千年先も君と夢のつづきを見ていたい
「明日、君が目覚めないなら
どうか僕もこのまま目覚めないように」
あふれてく涙と共に
この瞳を閉じた
桜いつしか舞い落ちて
季節は知らぬ顔で
巡り続ける
息が止まるほどに白く
綺麗なこの世界で
君を愛してた